『キン肉マン』ペンタゴンの強さとチート技!四次元殺法の絆と素顔の秘密
白を基調とした洗練された星型のフェイスデザインと、背中に生えた美しい鳥の翼。『キン肉マン』という作品において、初登場から瞬く間に読者の心を奪い、今なおカルト的な人気を誇る超人がペンタゴンです。
アクロバティックな空中殺法だけでなく、作中でも屈指のチート能力と称される「時間操作」の技を操る彼は、なぜこれほどまでにファンを魅了し続けるのでしょうか。従兄弟(いとこ)である悪魔超人ブラックホールとの深い絆や、読者に鮮烈なトラウマを植え付けた死闘の記憶を交え、その底知れぬ魅力と強さの秘密を紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:時間を操る「クロノス・チェンジ」や飛行技「スペースファルコン」など、規格外の特殊能力と華麗な空中殺法を兼備。
- 要点2:悪魔超人ブラックホールとは「いとこ」の間柄であり、光と影が交差する名タッグ「四次元殺法コンビ」を結成。
- 要点3:超人オリンピックのウォーズマン戦での惨劇を経て、『キン肉マンII世』や『完璧超人始祖編』でも色褪せない存在感を発揮。
【基本プロフィール】超人強度70万パワー!星型マスクと翼を持つ「空中殺法の貴公子」
アメリカ出身の正義超人であるペンタゴンは、超人強度70万パワーという数値を持ちます。当時のアイドル超人たちと肩を並べるスペックでありながら、彼の真骨頂は力押しではなく、圧倒的な機動力と三次元空間を立体的に制圧するアクロバティックなファイトスタイルにあります。
背中の翼を羽ばたかせてリング上空を自在に滑空し、相手の死角から急降下攻撃を仕掛ける姿は、まさに「空中殺法の貴公子」。他の超人には真似できないスピード感とスマートな佇まいが、当時の少年ファンに強い衝撃を与えました。
気になるペンタゴンの素顔ですが、作中では星型マスクそのものが顔面として描かれることが多く、マスクの下に別の肉体的な顔が存在するのか、あるいはこの幾何学的な造形そのものが彼の素顔(表皮)なのかは、ファンの間でも長年議論が交わされてきた神秘的なポイントです。無機質でありながらどこか神聖さを漂わせるそのビジュアルは、ゆでたまご作品のキャラクターデザインにおける最高傑作の一つとして高く評価されています。
【トラウマ級の衝撃】超人オリンピックのウォーズマン戦とベアークローの惨劇
ペンタゴンの名が読者の脳裏に深く刻み込まれた最大の契機が、超人オリンピック ザ・ビッグファイトにおけるウォーズマン戦です。トーナメントを勝ち上がったペンタゴンは、残虐ファイトで恐れられていたソ連のファイティングコンピューター・ウォーズマンと激突しました。
序盤は自慢の飛行能力と後述する時間停止能力でウォーズマンを翻弄し、圧倒的な優位に立っていたペンタゴン。しかし、ウォーズマンの冷酷な計算と野生の獰猛さがその優雅さを打ち砕きます。鉄の爪ベアークローによって顔面の星型マスクを無残にえぐり取られ、美しい白い翼をもぎ取られてキャンバスに沈む姿は、当時の読者に計り知れないトラウマと衝撃を残しました。
この凄惨な敗北によって一時戦線を離脱することになりますが、同時に「あの圧倒的な強敵ウォーズマンをあと一歩まで追い詰めた実力者」としての評価を確固たるものにしました。
【チート級特殊能力】時間を巻き戻す「クロノス・チェンジ」と多彩な必殺技
ペンタゴンが単なるスピードファイターにとどまらない最大の理由が、顔面の星型を回転させて発動する時間停止・逆行能力「クロノス・チェンジ(クロノスチェンジ)」です。
相手の攻撃が直撃する直前に時間を数秒間停止させ、自らの位置と相手の位置を瞬時に入れ替えて自滅へ追い込むこの技は、バトル漫画の歴史で見ても完全にチート級の能力と言えます。力と技のぶつかり合いが基本となるプロレスルールのなかで、物理法則そのものを歪めるこの能力は規格外の脅威でした。
もちろん特殊能力だけでなく、正統派のレスリング技や空中技も極めてハイレベルです。
- スペースファルコン:上空から猛スピードで相手に突撃し、強烈な打撃やホールドを叩き込むペンタゴンを代表する空中殺法。
- スペース・シャトル:相手を担ぎ上げて宙を舞い、落下のエネルギーを利用してマットへ叩きつける豪快な投げ技。
- スカイ・ハイ・クラッシュ:空中での立体的な機動から相手の関節を極めるテクニカルな決め技。
このように、華麗な飛び技と相手の裏をかく時間操作が融合した独自の戦闘スタイルこそ、ペンタゴンが誇る最大の強みです。
【血縁と奇跡のタッグ】ブラックホールとのいとこ関係と「四次元殺法コンビ」の真実
ペンタゴンを語るうえで欠かせないのが、漆黒の悪魔超人ブラックホールとの関係性です。正義超人と悪魔超人という相反する属性に身を置きながら、実は二人が「いとこ」同士の血縁関係にあるという設定は、ファンを大いに驚かせました。
この二人が手を組んで結成されたタッグチームが、伝説の「四次元殺法コンビ」です。白と黒、光と影、異次元空間と時間操作という、お互いの長所とビジュアルが完璧に調和したタッグワークは、歴代のタッグチームの中でも屈指の人気を誇ります。
『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』では、このコンビが再び脚光を浴びました。ブラックホールの吸引能力とペンタゴンのクロノス・チェンジを掛け合わせた「四次元エレメント交差」により、肉体を瞬時に入れ替えて相手を撹乱する合体攻撃を披露。正義と悪の垣根を越えた血の結束と阿吽の呼吸は、多くのオールドファンと新世代ファンを熱狂させました。
【始祖編〜現在】完璧超人始祖編ジャック・チー戦のアシストと色褪せない存在感
ペンタゴンの献身と絆の深さは、近代のシリーズである『完璧超人始祖編』でも鮮烈に描かれています。完璧・漆式(パーフェクト・セブンス)ジャック・チーの圧倒的な水流攻撃の前に、ブラックホールが瀕死の重傷を負い絶体絶命の危機に瀕した際、救いの手を差し伸べたのがペンタゴンでした。
ブラックホールの四次元空間(吸引ブラックホール)の内部から現れたペンタゴンは、かつて究極の超人タッグ編で見せた「四次元エレメント交差」を彷彿とさせる形で入れ替わり、ジャック・チーを幻惑。傷ついた従兄弟を救い、逆転勝利への決定的な活路を開いたのです。
属性や所属の違いを超え、いとこが危機に陥れば次元を越えて駆けつける。言葉以上の絆を行動で証明するペンタゴンの生き様は、連載開始から長い年月を経た現在でも、読者から熱烈なリスペクトを集める要因となっています。
【キン肉マン ペンタゴン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ペンタゴンの素顔はマスクを脱いだらどうなっているのですか?
A1:作中では素顔の完全な素肌が描かれたことはなく、顔面の星型マスクそのものが頭部と一体化したデザインとして描写されています。ウォーズマン戦で顔面を破壊された際も内部の素顔が明かされることはなく、そのミステリアスな造形自体が彼のアイデンティティとなっています。
Q2:正義超人のペンタゴンが、なぜ悪魔超人のブラックホールとタッグを組めるのですか?
A2:二人が「いとこ」という強い血縁関係にあるためです。イデオロギーや所属陣営は正反対ですが、血の繋がりと互いの実力に対する絶対的な信頼が陣営の壁を越え、奇跡のタッグ「四次元殺法コンビ」を成立させています。
Q3:ペンタゴンの「クロノス・チェンジ」は無制限に使える最強能力なのですか?
A3:時間停止や位置交換ができるチート級の技ですが、顔面の星型を自らの手で正確に回転させる動作が必要となります。そのため、手を封じられたり、相手のスピードが操作速度を上回る場合は発動できないという明確な弱点も存在します。
まとめ:色褪せない洗練された造形と四次元の絆
ペンタゴンは、白く美しい鳥の翼と星型のフェイスという完璧なキャラクターデザイン、そして「時間を操る」という破格の特殊能力を備えた、シリーズ屈指の傑作超人です。
ウォーズマン戦で見せた悲劇的な敗北から、いとこであるブラックホールとの四次元を越えた熱い絆まで、彼がリング上で見せるドラマには常に読者を引き込む力があります。時代が変わっても決して色褪せないその洗練されたファイトスタイルは、これからも『キン肉マン』の世界で燦然と輝き続けるはずです。 (出典: キン肉 マン ペンタゴン(Yahoo!ニュース))