ダイキンエアコンにリコールはある?対象機種や型番の確認手順と無料点検情報
日本国内でトップクラスのシェアを誇るダイキンのエアコン。「自宅のダイキン製エアコンにリコールが出ているのではないか」「発煙や火災の恐れがある機種があるらしい」という情報を見聞きし、不安を感じている方も少なくありません。特に暑さや寒さが厳しい季節にはエアコンがフル稼働するため、万が一の安全リスクは早急にクリアにしておきたいところです。
ダイキン工業では過去に、一部のルームエアコンや除加湿清浄機において発煙・発火の恐れがあるとしてリコール社告を出し、現在も無償点検・修理対応を行っています。この記事では、対象となる機種の具体的な見分け方、製造年の確認手順、そして無償修理の申し込み窓口まで、調査報道の視点からわかりやすく整理してお届けします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:ダイキンは過去に製造された一部のルームエアコン等を対象にリコール社告を発表しており、現在も無償点検・改修対応を継続中です。
- 要点2:火災リスクの対象は主に1998年〜2010年頃に製造された特定機種であり、室内機や室外機の銘板シールから正確な型番と製造年を特定できます。
- 要点3:万が一自宅の機器が対象だった場合は、事故を防ぐため直ちに使用を中止し、専用のお客様相談窓口へ連絡して無料点検を受けてください。
【2026年最新】ダイキンのエアコンにリコールはある?公式発表と事故の真相
ダイキン工業のルームエアコンに関して、リコールや無償改修が実施されているのは事実です。発端となったのは、室内機のファンモーター用コネクタ接続部や内部電子基板の経年劣化・トラッキング現象などに起因する発煙・発火事故の発生でした。
経済産業省および消費者庁にも重大製品事故として報告されており、ダイキン工業は新聞各紙への社告掲載や公式ウェブサイトを通じて、対象製品の無償点検・修理(部品交換)を広く呼びかけてきました。現在販売されている最新のエアコンで大規模な火災リコールが多発しているわけではありませんが、古いモデルが設置されたままの住宅や賃貸物件では、現在もリスクを抱えた個体が稼働しているケースがあります。
リコール対象製品を「まだ動いているから大丈夫」と使い続けるのは非常に危険です。特に設置から長年月が経過した機器は、内部に蓄積したホコリや湿気の影響でショートを引き起こす可能性が高まるため、公式のアナウンスに基づいた適切な対応が求められます。
火災リスクのある対象機種一覧|うるるとさららや特定年式の該当モデル
リコール社告の対象となっているのは、主に1998年(平成10年)から2010年(平成22年)にかけて製造された一部のルームエアコンです。この年代に製造された製品の中に、室内ファンモーターの不具合によって発煙や火災に至るリスクを抱えた型番が含まれています。
ダイキンの代名詞ともいえる人気シリーズ「うるるとさらら」についても、該当する製造期間内に作られた一部のモデルが無償改修の対象に指定されています。また、室内機だけでなく、特定のマルチエアコンや業務用の室外機においても制御基板等の点検改修が案内された事例が存在します。
主な対象シリーズや型番の傾向は以下の通りです。
- F28DTRS、F40DTRSなどの「DTRSシリーズ」(うるるとさらら初期〜中期モデルの一部)
- F22ETDS、F28ETDSなどの「ETDSシリーズ」
- F28FTNS、F40FTNSなどの「FTNSシリーズ」
- その他、1998年〜2010年製の「AN」「F」から始まる壁掛け形ルームエアコンの特定機種
上記は代表例であり、細かなアルファベットの枝番によって対象かどうかが厳密に分かれます。「自分の型番に似ている」と感じた場合は、自己判断で使用を続けず、必ずダイキンの公式データベースと照合することが不可欠です。
自宅のエアコンをチェック!型番と製造年の正しい確認方法
自宅のエアコンがリコール対象かどうかを確かめるには、「正確な型式名(型番)」と「製造年」の2点を確認する必要があります。取扱説明書や保証書が手元になくても、エアコン本体を見れば誰でも数分で確認が可能です。
確認する場所は、エアコン室内機の底面または右側面下部に貼られている「銘板(めいばん)シール」です。ここには製品の仕様が詳しく印字されています。
- 型式名(型番):「F」または「AN」から始まる英数字(例:F40NTRXP-W、AN28JCS-Wなど)。リモコンに印字されている英数字は「リモコン自体の型番」であることが多いため、必ず室内機本体のシールを確認してください。
- 製造年:「200X年製」のように西暦4桁で記載されています。
- 製造番号(シリアルナンバー):英数字の組み合わせで記載されており、問い合わせ時に伝えるとスムーズです。
室外機に問題があるケースでは、室外機の正面右側や側面の金属カバー部分にある銘板シールを確認します。高所やベランダの狭い場所に設置されている場合は、足元に十分注意し、無理な体勢で覗き込まないよう配慮してください。スマートフォンでシール部分を撮影し、拡大して確認する方法が安全でおすすめです。
無償点検・修理の申請手順とダイキンお客様相談窓口の対応フロー
型番を確認し、リコール社告の対象機種に該当していた場合の対処法は極めてシンプルです。ダイキン工業では対象機器に対して完全無料での点検および部品交換(無償修理)を実施しています。
手続きの流れは以下のステップで進みます。
ステップ1:運転を停止しプラグを抜く
万が一のショートを防ぐため、まずはリモコンで運転を停止し、エアコン専用コンセントから電源プラグを抜いてください。
ステップ2:専用窓口へ連絡する
ダイキン工業の公式サイトにある「リコール・無償点検専用Web受付フォーム」または「専用フリーダイヤル(お客様相談窓口)」へ連絡します。手元に控えた型式名・製造番号・住所・連絡先を伝えます。
ステップ3:サービスエンジニアによる訪問点検・改修
日程調整後、ダイキンの専門技術員が自宅を訪問し、該当箇所の点検および対策部品への交換作業を行います。作業時間は通常1時間程度で完了し、出張料や技術料、部品代を含めユーザー側の費用負担は一切発生しません。
エアコンリコールと消費者庁の警告|放置するとどうなる?事故を防ぐ安全知識
消費者庁や独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は、リコール対象製品の使い続けによる火災事故について定期的に強い警告を発しています。エアコンは消費電力が大きく、長時間の連続運転が行われる家電であるため、内部でトラッキング現象や接触不良が起きると、一気に周囲のプラスチックや壁クロスへ延焼するリスクがあります。
特に注意が必要なのが、「賃貸住宅に入居した際、最初から設置されていたエアコン」や「中古住宅の購入時に引き継いだエアコン」です。前の住人がリコール情報を知らずに使い続けていたケースが散見されます。
また、リコール対象外の年式であっても、製造から10年以上が経過したエアコンは経年劣化による発火リスクが徐々に高まります。運転中に「焦げ臭いにおいがする」「異音がする」「ブレーカーが頻繁に落ちる」といった異変を感じた場合は、すぐに使用を中止し、専門業者やメーカーへ相談してください。
【ダイキン リコール エアコン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:賃貸アパートのエアコンがリコール対象でした。勝手にダイキンへ修理を依頼しても良いですか?
A1:無償点検・修理自体に費用はかかりませんが、賃貸物件の設備は管理会社または大家さんの所有物です。トラブルを防ぐためにも、まずは管理会社や大家へ「備え付けのエアコンがダイキンのリコール対象型番であるため、メーカーの無償点検を受けたい」と連絡を入れ、許可を得てから日程を調整するのが確実です。
Q2:現在家電量販店で売られている最新の「うるるとさらら」もリコール対象ですか?
A2:いいえ、現在販売されている現行モデルや近年発売された「うるるとさらら」はリコール対象ではありません。過去にリコール社告が出されたのは1998年〜2010年頃に製造された特定モデルです。現行機種は改良された安全設計基準で作られていますので、安心してご使用いただけます。
Q3:室内機のシールがかすれて型番が読めない場合はどうすれば確認できますか?
A3:製品に付属していた保証書や取扱説明書の表紙、または室外機側の銘板シールに同一の型番系統が記載されている場合があります。それでも判別が難しい場合は、ダイキンの相談窓口に「室内機シールの文字が薄れて読めない」旨を相談すると、製品の外観特徴や購入時期から絞り込むサポートを受けられます。
Q4:リコール修理を頼むと、本体ごと新品に交換してもらえるのですか?
A4:原則として本体交換ではなく、原因となる内部部品(ファンモーターや基板コネクタなど)の「無償出張点検および対策部品への交換修理」となります。ただし、機器の状態や部品供給状況によっては現場の技術員から個別に対応策の案内がなされる場合もあります。
まとめ:愛機の型番を確認し安心・快適な空調環境を守ろう
ダイキンのエアコンに関するリコール情報は、過去に製造された特定機種の安全を確保するために出された極めて重要な安全対策です。発煙・発火事故と聞くと不安が募りますが、正しい手順で型番を確認し、該当していた場合に無償点検・改修を受けることで危険を確実に防ぐことができます。
猛暑や厳冬のシーズンに入ってから慌てないためにも、エアコンを本格稼働させる前のタイミングで、一度ご自宅のエアコンの銘板シールをチェックしてみてください。安心できる住環境を整え、快適な空調生活を維持しましょう。 (出典: ダイキン リコール エアコン(Yahoo!ニュース))