PESとRIP SLYME脱退劇の真相|いじめ疑惑の背景と現在
2000年代の日本のヒップホップシーンを牽引し、『熱帯夜』や『One』など数々のメガヒットを世に送り出した人気グループ・RIP SLYME。軽快なマイクリレーとポップなサウンドで国民的人気を博した彼らですが、2021年秋にPESが明かした脱退の事実と衝撃的な告白は、音楽界とファンに大きな激震を走らせました。
表向きの華やかなイメージとは裏腹に、水面下で渦巻いていたメンバー間の深い確執やいじめ疑惑、そして現在に至るまでの各メンバーの動向とはどのようなものだったのでしょうか。長年グループを追い続けてきた取材網と公開された声明をもとに、脱退劇の真相と現在の関係性を徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:PESは2021年11月、実は2017年9月の時点でグループを正式に脱退していたことを公表し、メンバーからの精神的嫌がらせやいじめがあったことを告白した。
- 要点2:SUの不倫報道に伴う活動休止の裏でグループ内の人間関係は修復不可能な状態に達しており、RYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAとの間に深い溝が生まれていた。
- 要点3:現在はRYO-Z・ILMARI・DJ FUMIYAの3人体制でRIP SLYMEが活動を継続する一方、PESはソロアーティストとして独自の楽曲制作を精力的に展開しており、PESのグループ復帰や和解の可能性は極めて低い。
【発端と激震】PESが明かした「2017年脱退」とインスタ告白の全容
長らく活動休止状態が続いていたRIP SLYMEに決定的な亀裂が表面化したのは、2021年11月1日のことでした。RYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAの3人がインスタライブを行い、グループの再始動を匂わせる中でファンからPESへの言及が相次いだことを受け、PES本人が自身のInstagramおよび公式サイトを通じて長文の声明を発表しました。
その声明で最も世間を驚かせたのは、「2017年9月にすでにRIP SLYMEを脱退していた」という事実です。世間では2018年の活動休止以降も「いつか5人で復活するのではないか」という淡い期待が抱かれていましたが、実際にはそれよりも前にグループを離脱していたことが判明しました。
PESはインスタグラムのコメント欄や声明文において、脱退の経緯をファンに向けて包み隠さず吐露しました。そこには、長年抱え込んできた苦悩と、グループを離れざるを得なかった切実な理由が綴られていました。
「いじめ・確執疑惑」の背景|メンバー間で何が起きていたのか
PESの告白が大きな波紋を呼んだ最大の要因は、単なる音楽性の違いではなく、メンバー間における精神的な圧迫やいじめ疑惑が生々しく語られた点にあります。
PESが明かした内容によると、グループ内では日常的に意見を否定される環境が続き、精神的に追い詰められていたといいます。脱退の話し合いを求めてもまともに取り合ってもらえず、さらには関係者や周囲を巻き込んだ無視や嫌がらせのような行為が存在したと告発しました。
特にファンに衝撃を与えたのは、3人が配信などで「PES戻っておいで」といった融和的なメッセージを発信していたことに対し、PES側が「裏で起きている事実と全く異なるパフォーマンスであり、これ以上自分を利用しないでほしい」と強い不快感を示したことです。RYO-ZやILMARI、DJ FUMIYAとの間には、表舞台の軽妙な掛け合いからは想像もつかないほど根深い確執が存在していました。
SUの不倫騒動から活動休止へ|グループ崩壊のトリガーを検証
RIP SLYMEが瓦解へ向かう決定的な引き金となったのは、2017年4月に報じられたSUの不倫スキャンダルでした。この騒動によりグループの活動は事実上ストップし、予定されていたフェス出演やタイアップが相次いで白紙となる事態に追い込まれました。
しかし、PESの証言を検証すると、不倫騒動そのものはグループ崩壊の直接的な原因というよりも、「長年蓄積していた歪みが一気に噴き出すきっかけ」に過ぎなかったことが分かります。活動休止という危機的状況に直面した際、メンバー同士が支え合うどころか、責任の押し付け合いや内部不信が決定的なものとなり、PESの孤立が深刻化しました。
結果として2018年10月にはグループの公式サイトが閉鎖され、事実上の解散状態へと突入することになりました。SUもグループを離れ、黄金期を支えた5人の結束は完全に失われることとなりました。
3人体制で再始動したRIP SLYMEの現在とファンの複雑な胸中
一連の騒動を経て、RIP SLYMEはRYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAの3人体制で本格的に活動を再開させました。YouTubeチャンネルの開設を皮切りに、新曲のデジタルリリースや全国の音楽フェスへの出演など、精力的なアプローチを続けています。
3人体制のライブでは往年のヒットナンバーも披露され、会場を大いに沸かせていますが、往年のファン層からは複雑な声も聞かれます。PESの高音ラップとメロディライン、そしてSUの低音ボイスが織りなす5人の絶妙な掛け合いこそがRIP SLYMEの代名詞であったため、「楽曲の魅力は認めつつも、どこか切なさが残る」という意見も根強く存在します。
それでも3人は新たなRIP SLYMEの形を模索し、若手クリエイターとのコラボレーションなどを通じてグループの歴史を前へ進めようとしています。
PESの現在地|ソロ活動の楽曲展開と音楽への変わらぬ矜持
グループを完全に離れたPESは、現在もソロアーティストおよびプロデューサーとして独自の音楽活動を展開しています。
PESの楽曲は、かつてRIP SLYMEで発揮されていた卓越したポップセンスと洗練されたフロウを基盤にしつつ、よりパーソナルで深みのあるサウンドスケープへと進化を遂げています。自身の名義での楽曲リリースはもちろん、他アーティストへの楽曲提供や客演参加など、音楽業界内でのクリエイターとしての評価は依然として極めて高い数値を維持しています。
過去のしがらみから解放された現在のPESは、自らのペースで納得のいく作品制作を続けており、SNS等を通じてファンとの誠実なコミュニケーションを築き上げています。
再結成や和解の可能性はあるのか|5人体制復活の壁
多くのリスナーが関心を寄せる「PESのグループ復帰やメンバーとの和解」についてですが、結論から言えば現時点で復帰や5人体制での再結成が実現する可能性は極めてゼロに近い状況です。
PESが公表した声明は、単なる一時的な感情の行き違いではなく、「長年にわたる精神的被害への決別宣言」という非常に重い意味合いを持っています。PES自身も「関わりたくない」という意思を明確にしており、関係修復に向けた話し合いのテーブルに着くこと自体が困難な状態です。
それぞれのメンバーが異なる道を歩み、それぞれの拠点で音楽活動を続けている現在、無理な再結成を望むのではなく、個々のアーティストとしての表現を見守ることが現実的なファンの姿勢と言えるでしょう。
【pes リップ スライム】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:PESがRIP SLYMEを脱退したのはいつですか?
A1:世間に公表されたのは2021年11月ですが、PES本人の声明によると正式に脱退したのは2017年9月です。グループが活動休止に入るよりも前の段階で脱退していました。
Q2:脱退の本当の理由はいじめだったのですか?
A2:PES自身が発表した声明の中で、メンバーからの無視や精神的な圧迫、リスペクトの欠如があったことを明かしています。音楽的な方向性の違いだけでなく、長年の人間関係における深い確執が主たる脱退理由となっています。
Q3:SUの現在の活動状況はどうなっていますか?
A3:SUはRIP SLYME脱退後、DJ活動や舞台出演、俳優業など個人の表現活動を行っています。グループへ復帰する予定はなく、独自のキャリアを歩んでいます。
まとめ:それぞれの道を歩むメンバーたちの未来
平成のJ-POP・ヒップホップシーンを華やかに彩ったRIP SLYMEの脱退劇は、ファンにとってあまりにも切ない結末を迎えました。表舞台の陽気な姿の裏で起きていた確執は深く、PESが告白した痛切な思いは今も多くの人々の心に重く響いています。
しかし、3人体制で看板を守り続けるRIP SLYMEも、独自の表現を貫くPESも、それぞれが音楽に対する情熱を失ったわけではありません。5人が揃う奇跡を期待するよりも、彼らが残した色褪せない名曲の数々に敬意を払いつつ、それぞれが切り拓く新たなステージの動向を静かに見守っていくことが求められています。 (出典: pes リップ スライム(Yahoo!ニュース))